(この話の続きだよ)
助手席のドアを開けて、みはるの手を引いた。
みはるがゆっくりと車を降りてきて
そしてそのまま強く抱きしめた。
「抱きしめたかったよー」
「抱きしめるだけ?」
「ウウン」
そういって抱き合ったままキスをした。
みはるの舌を吸い込むようにキスをした。
すると遠くから車の音がした。
「みられちゃうよ?」
「ヘッドライトが当たらなければ分からないよ」
「でも、イヤだよ・・・・」
そう言ってみはるは俺から離れた。
そして近づいていた車は道路を通り過ぎていった。
「じゃあ、こっちにおいで」
俺はみはるの手を引いて
道路からは俺の車が壁になるように、車の後ろのほうに二人で移動した。
「ここならいいだろ?」
「・・・・ウ・・・ウン」
そして再び俺たちは抱きしめあった。
そしてお互いの唇をまさぐりあった。
俺たちが抱き合っている背後には
遠くまで広がる田んぼと
点在している家の明かりが見えるだけだった。
「みはる・・・道路からは見えないけど、後ろからは丸見えだね。」
そういった俺の言葉をふさごうとするように
みはるの唇は俺の口をふさいだ。
再び俺たちは強く抱きしめあって激しいキスをした。
田んぼのほうに誰かいたら丸見えだった。
でも、みはると俺はそのシュチュエーションに感じ始めていた。
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